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近年、お口の中の細菌が色々な病気につながることが分かってきました。お例えば、口腔内細菌が影響を及ぼす疾患には虫歯や歯周病はもちろんのこと虚血性心疾患、動脈硬化、糖尿病、心筋梗塞、誤嚥性肺炎、認知症、早産・低出生体重児出産など様々な病気に影響するこがわかってまいりました。
お口の中には多数の細菌(常在菌)が存在します。この常在菌は適切なケアにより口腔内細菌数をコントロールすることで悪影響を及ぼす微生物の増殖や侵入を防いでくれます。適切なケアがされず虫歯や歯周病のリスクが高まると同時に全身に影響を及ぼす疾患リスクも高まります。
これからは歯科の分野だけでなく、全身の疾患を減らすためにも適切なお口のケアにより口腔内細菌をコントロールし、有害な細菌の定着を防ぐ病気にならないための予防が大切だと思います。
治療においては諸症状にあわせてステップごとに段階をおって進めております。急性的な症状がない限り、いきなり削ったりする治療は行いません。まず口腔内の環境を整えることからスタートします。
また、一言に治療といっても現在は昔とは違い、技術の進歩により治療方法も多岐にわたる上、虫歯や欠損のほか歯周病や歯列矯正など症状も様々になってきました。そのため単独での治療には限界が生じるのが実状です。
当院では、患者様のご希望に近づけるためそれぞれの専門的知識と技術を持った専門医、専門機関との連携によるチーム医療を進めております。